東京都市大学付属小学校2021
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・ 各教科の教育方針 ・■ 社会科4年生までの体験的な学習をもとに、自ら考え興味を持って課題に取り組む姿勢を大切にしています。また、見学や体験を通し身近な社会に関わることで、社会の一員としての自覚を育てる授業を目指しています。一方、受験対応として、カリキュラムを精選し5年生後半から歴史学習を開始。6年生秋には全カリキュラムを終了し、受験に向け総復習を行います。■ 理 科週3時間の授業では特に実験・観察を重視しています。それは、実際のものを見て、そこから学ぶことが、確かな知識や技術を身につけさせるために必要だと考えるからです。そのため顕微鏡は1人1台備えています。併せて受験対応として、5・6年生では入試対応問題集を使って演習を繰り返し行い、確かな学力を身につけます。■ 算数科算数科では、問題文を視覚的に表現しようとする力、体験を通して気づいた数学的事象を論理的に考え発展的・統合的に考える力、問題解決に必要なことがらを抽出し、算数的な表現におきかえる力を育てる指導を行っています。高学年では4つのクラスに分け、より理解を深められる習熟度別学習を行い、個々の力を伸ばしています。■ 国語科国語科では教科書の学習と共に、各学年で副教材として読解や言語事項の問題集を使い、学習の定着を図っています。また、日常の学習に加えて年に2回の漢字書き取り大会を実施し、漢字を集中的に練習します。目標に向かって努力することの大切さや緊張感を経験すること、頑張ったからこそ味わえる達成感を得る貴重な経験になっています。■ 英語科1〜3年生の授業では、歌やゲーム・絵本の読み聞かせなどを通して良質なインプットを与えるよう心がけ、英語特有のリズム・イントネーションを体感していきます。4年生からは英語のルールについての理解を深めていきます。簡単な文章を読んだり、書いたりする経験も重ねながら、表現の幅を広げていきます。■ 体育科生涯にわたって健康を保持増進し、豊かなスポーツライフを創造するため、授業全体を通して、主体性・協働性を育み、小学生としての自立を目指します。成長期の足腰への負担が少ないロングパイルの人工芝、天然光が差し込む明るいアリーナ、水深を調節できる室内プールなどハード面の充実は、子どもたちのやる気を引き出します。■ 体験科低学年の生活科、図工科は、より体験を重視した「体験科」として展開しています。作品を作るだけでなく、四季折々の自然に触れながら、五感を働かせ、からだ全体で受け止めることを重視します。芋掘りや調理器具を使う料理の体験、たくあんを実際に作るなどの食材作りも行い、生きる力を育む、子どもたちにとっては忘れられない学習です。■ 音楽科歌や器楽で表現する楽しさや喜びを何よりも大切にしています。世界の音楽に触れ、演奏することで国際理解を深め、ソルフェージュ教育により音楽の基礎を育成、生涯音楽活動を楽しめる素地と豊かな情操を育てます。楽器の仕組みを考えながら音色を味わうなど鑑賞では音楽的視野を広げ、多様な楽器を使った器楽合奏は、音楽発表会の目玉ともなっています。TOKYO CITY UNIVERSITY ELEMENTARY SCHOOL8■ 図工科様々な道具や材料・素材に触れながら、児童一人一人の世界観を大切に、豊かな感性や想像力を育みます。元気でにぎやかな図工科の授業では、小さな芸術家たちの生き生きとした表情が見られ、作品が仕上がったときには児童それぞれの達成感で満ち溢れます。■ 家庭科家庭科では、具体的な活動や体験を通して、日常生活に必要な家庭生活の基礎的な知識や技能の習得・実践的な態度を育てることを目指しています。作業する場面や内容を多く取り入れ、学ぶ⇒できる⇒生活力の向上へとつながる学習を展開し、日常生活への興味関心を喚起しています。

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