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学校長挨拶学校長挨拶

学校長挨拶

東京都市大学付属小学校校長 松木 尚

教育の二本柱は「高い学力」と「豊かな心」

本校は、東急グループの創設者である五島慶太初代理事長の建学の精神のもと、《高い学力》と《豊かな心》を教育の二本の柱に据えています。
《高い学力》は中学受験に向けた学力を育成します。《豊かな心》育成では体験学習や行事を充実させ情操教育を重視しています。教育者が最も重視すべきは、体験学習を通して「相手を認める気持ち」や「相手を助ける気持ち」すなわち「思いやり」、そして「やり通す力」や「くじけない力」を育てていくことだと思っております。本校の体験学習は、そういう力を育てます。

主体的に学習に取り組む子どもを育てる

本校では、発達段階に応じたコンセプトによって教育を進めます。低学年は多くの体験を通して「からだ全体で学ぶ」、中学年は「共に学ぶ」なかで学習習慣の定着を、高学年は「自ら学ぶ」ことによって中学受験に備えるということです。すなわち最終的に自主的に学ぶ力を育成します。このことで、中学受験でヘトヘトになるのではなく伸び代をもって中学校へ進むことができます。

豊富な学校行事や宿泊行事の中で実り多き学校生活を送る子どもたち

本校の子どもたちは、行事への取り組みにも意欲的です。二大イベントである運動会と音楽発表会、全学年実施の夏季学校(宿泊)や大縄大会…ほかにもたくさんある学校行事にとても積極的に関わっています。
得意な子が苦手な子に手を差しのべ、互いに頑張り、高めあいながら目標に向かって進む姿には、いつも心打たれます。
行事を終える度に、子どもたちは大きく成長していきます。本校は二期4ステージ制を取り入れ、勉強集中月間と行事月間とが交互にくるよう年間計画を立てています。そのメリハリによって楽しく実り多き学校生活を送れるのです。

学校と家庭は車の両輪

本校では、担任をはじめとする教員と保護者のコミュニケーションを大事にしています。学校と家庭が車の両輪として共通理解をもつことが、子どものためにとても重要だと考えるからです。
学習のこと、生活のこと、進路のこと…各学年、発達段階に応じて多くの相談が寄せられます。必要に応じて校長教頭も面談をします。

教員の高い意識(定期的な研修会・教材研究)

本校教員は「一に教材研究、二に教材研究、三四がなくて、五に教材研究」を合い言葉に授業こそが命と思って、定期的に研究会を開いています。授業実践の報告や教材開発など、実り多き研究会です。研究授業も盛んに行っています。
電子黒板も導入する等、ICTの活用にも積極的です。こうして活気ある授業が、日々、生まれていきます。

全ては子どもたちの未来のために

小学校6年間は人生の土台を作るかけがえのない時期です。だから小学校の卒業はゴールではありません。未来へのスタートです。本校が掲げる《高い学力》と《豊かな心》も全ては、子どもたちの未来のためにあると考えています。
人生の荒波を乗り越えていく力を身につけるために本校で人生の礎を築いていただければ幸いです。