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教育課程(カリキュラム)と特色ある教育

 高い学力の定着を図るとともに、自ら学ぶ姿勢を育み、学習する楽しさを実感できるような指導を展開しています。小学校で育んだ力が将来、社会の一員として活躍するための基本になると考えるからです。

学年別の週時間表

東京都市大学付属小学校の特色ある教育

算数習熟度別学習(5・6年)

算数の授業(2011) ・習熟度別4グループで授業
・習熟度に応じたきめ細やかな指導

英語学習(全学年)

・歌やゲームで楽しい雰囲気
・ネイティブ・スピーカーの講師を含む
 チーム・ティーチング
・高学年はクラスを分割し少人数の
 2グループで学習

音楽学習(全学年)

音楽(2011) ・創造的な表現力を育む音楽ゲーム
・多種多様な楽器を用いた音楽づくり
・充実した合唱合奏指導
社会科調べ授業 ・メディアを活用した授業
・児童向け統合ソフトの活用

食育プログラム

 2005年に食育基本法が制定され、食育は知育・徳育・体育とならび「豊かな人間性を育み、生きる力を身につけていく」ために、教育に欠かすことのできないものと位置づけられました。
 本校では、食育プロジェクトチームの研究成果をもとに、食育プログラムを4年生の授業カリキュラムにとり入れ、その総合監修ならびに講師として、国内を代表するフランス料理家である三國清三氏を迎えて行っています。
 具体的なカリキュラムとしては、本校屋上の農園を利用し、野菜を種まきの段階から育て、子どもたち自らが農業体験を行いながら、味覚を知ること、食の知識、日本の食文化、食事のマナー、地域の食材等について、年間12回にわたって学んでいます。また、最後の授業では、収穫した野菜を使って本格的な調理実習も行います。→こちらもご覧ください。
 
<三國清三氏プロフィール>
 日本を代表するシェフの一人。1954年北海道増毛町生まれ。帝国ホテルを経て、弱冠20歳で駐スイス日本大使館の料理長に就任。退任後は修行を重ね、85年、東京の四谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店する。99年、フランス・ボジョレーにてルレ・エ・シャトー世界5大陸トップ・シェフ5人の一人に選ばれる。ニューズウィ ーク(日本版)では、『世界が尊敬する日本人100Japanese』の一人に選ばれる。

現在は、子どもたちの「食育」にも熱心に取り組んでいる.

速読プログラム

 現在、子どもたちの活字離れがすすみ、読書量が減っていますが、読書量の減少は読解力の低下に深く関わっています。こうした背景をもとに、本校では速読プログラムを3年生を対象として実施しています。
 しかし、本校の速読プログラムは、単に本を速く読むことを目的にしているわけではありません。速読プログラムでは、毎回多くの文字に触れるので、自然と文字に対する抵抗力がなくなり、読むことが好きになることにつながります。また、読書スピードが上がれば、同じ時間でもより多くの本を読めるので、読書量が増え、さらに読解力の向上がのぞめます。つまり、「読む」トレーニングと「読み解く」トレーニングをバランスよく行っているのです。

 さらに、速読プログラムの実施によって、入学試験など、限られた試験時間の中で、読む時間が短縮されるとそれだけ考えたり見直したりする時間が増え、ケアレスミスや答案の完成度に違いがあると考えています。 

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